一般的に名古屋から東京に向かうには新幹線を使う。もしくは高速バスだろう。わざわざ飛行機に乗る人はどれくらいいるのか。羽田空港から先の乗り継ぎがあるわけでもなく、マイル修行をするわけでもなく。
今回乗るのは、ANAの86便。中部国際空港を7時55分に出発する飛行機だ。
目次
朝の空港は賑わっている
朝一番は6時から国内線が飛んでいるセントレア。駅に到着してからチェックインカウンターまでは、国内線・国際線共通のため、朝から賑わっていた。
1年ほど前に名古屋~羽田を使った際、保安検査場前は大行列だったのだが。今回は驚くほど空いている。前回が土曜日、今回が3連休の真ん中の日曜日だということも影響しているのだろう。
10番搭乗口へ
なんだかんだで保安検査場を通過するには10分ほどかかるものだ。今回は10番搭乗口から。ちょうど西に伸びているあたりに10番搭乗口がある。
7時台は朝のピークか
朝一番の飛行機で混みあう空港。あちこちで飛行機がプッシュバックされ、離陸の準備をしている。
いよいよ機内へ
待ち時間なく、順調に機内へ。今回乗るのは166人乗りのボーイング738機。
ANAはW-Fiが使える
空の上でもWi-Fiが使えるサービス付き。入り口横にWi-Fiのステッカーが貼ってある。
今回は23A席に
今回の座席は23A席。進行方向左側、主翼後ろの座席だ。
座席からの眺めはこんな感じ。富士山が見えるかもしれないので、進行方向左の窓側席を予約。インターネットで予約すると、座席指定もできるのでありがたいです。
比較的、席が埋まっている機内。名古屋~羽田だけを使う人はどれだけいるのか。
ANAに乗ったら、安全のビデオを見よう!
2018年12月より国内線で、2019年1月より国際線で流れるようになった新しい安全のビデオ。歌舞伎をテーマに刷新されました。ユニークで面白い内容になっていましたので、ANA便に搭乗の際は、是非見て欲しいもの。メイキングビデオなどはYouTubeで公開されているそうです。
(公式メイキングビデオURL)https://youtu.be/5MhGLRo7Wmg
プッシュバック、そして離陸
前方のドアが閉まり、プッシュバック開始。
こちらはJAL200便。7時50分発の羽田空港便。今回搭乗したANA86便より5分早く出発する同じ経路の飛行機です。
ジェットスターが並ぶ光景を眺めながら。
誘導路を進み南方向へ。端まで行くのかと思いきや、2,800mラインから離陸するようです。
背中を押し付けられる感覚は病みつき
飛行機は離陸する瞬間が好き。今回は南から北向きに36番方向で離陸。進行方向左側は海なので景色がイマイチだった。
冬の8時前、飛び立った瞬間は写真のポイント。機体の陰が滑走路のそばにくっきりと写る。タイミングを逃すと、影が海のほうへ。これは失敗の写真。あと1秒早くシャッターを切りたかった。
離陸と同時に急旋回、飛行機苦手ポイント
写真に写っているのは離陸したばかりのセントレア。右側から左側に離陸しているので、左方向に旋回している。上下のGと左右のGが働く。離陸して1分で気持ち悪いモードに。朝一番の羽田便はいつもGとの戦い。
そのままぐるっと1周。手前側から奥側に向けて離陸し、左方向にぐるっと旋回。これでようやく機首が東向きに。海の上を飛ぶことで、騒音公害対策になるのではないでしょうか。
高度7,000mだと地上を見ることができる
左手に渥美半島、浜名湖と見えた後は、浜松駅周辺へ。写真中央の少し下が浜松駅。この辺りにくると、飛行機は巡航高度の7,000mまで上昇している。時速845kmで浜松市をパスする。
富士山見たくて座席を変更した
セントレア~羽田の一番の楽しみは富士山が見えること。だから進行方向左側の席をあえて選んだ。空席をこまめにチェックしながら、今回は23Aを予約。
そしてこれが富士山だ!
伊豆半島近くからも富士山が見える。雲の上に頭を出しているからこそ、飛行機からは見やすい!
大島空港の上空をパス
伊豆大島の上空を通過。眼下には大島空港が。機内Wi-Fiのサービスでどの辺りを飛んでいるか教えてくれるのだ。
いよいよ着陸
窓の外を眺めて、あーだこーだ考えていると、あっという間に東京に着く。木更津上空を通過するころには高度1,200mほどまで下降しているのだ。
東京湾をあっという間に通過し、目の前には東京湾アクアラインの川崎側入り口が。
無事に着陸。飛行機が着陸するときはソフトランディングが上手だ!という意見も聞かれる。一方で、雨の日や滑走路の距離、積んでいる荷物や燃料の量でハードランディングが望ましい場合もあるそう。素人には分からないいろんなことを考えた上で、ソフトランディングか、ハードランディングか決めているとか。
生きることは動くこと
セントレア~羽田空港
運賃…9,300円
距離…461km(FlightAwareデータより)
CPK…20.2円
(※Cost per Kilometer)