2019年9月20日、中部国際空港セントレアにはLCC向けの第2ターミナルができた。FLIGHT OF DREAMSの奥に新しくできた第2ターミナル。実際にどうなっているのか。まずは第2ターミナルまで歩いてみた。
目次
駅からアクセスプラザへ
セントレアに乗り入れている鉄道は名古屋鉄道(名鉄)のみ。名鉄「中部国際空港駅」からアクセスプラザという場所を経由して第1/第2ターミナルに向かう。
中部国際空港行きの列車に乗ったとき、先頭側が改札口に近いので急いでいるときは先頭車両に乗ろう。混雑時は8両編成で運用する空港行き特急のミュースカイ。1両の長さは約20m、最後尾に乗ると160m余分にホームを歩くことになる。
第2ターミナルは駐車場方面
駐車場、そしてFLIGHT OF DREAMSがある方向に第2ターミナルはある。「T2」と書かれた大きな看板があるのでそれに従って進むことに。駐車場と同じ方面で、駐車場にはP1~P3の名前がつけられている。TとPは聞き間違えやすいので注意が必要だ。
500m近い距離を6分かけて歩く
動く歩道がある連絡通路。大きな荷物を持っている方が多いので、スムーズに通れるとは限らない。動く歩道を使わず成人男性が歩いたところ、アクセスプラザの出口からFLIGHT OF DREAMSがある建物の入り口まで6分かかった。
写真で見るとその距離が分かって頂けると思うが、この距離を歩くのだ。しかも場合によっては大きな荷物を持った状態で。子ども連れだったりすると、ますますハードルは高くなる。
FLIGHT OF DREAMSの建物を抜ける
第2ターミナルに行くにはFLIGHT OF DREAMSの建物を抜ける必要がある。展示されているB787航空機を通路からも見ることができる。珍しい光景なのか、多くの乗客が写真を撮っていた。ロスタイムを発生させないように気をつけないといけない。
この飛行機を間近で見るには「フライトパーク」への入場券が必要になる。
いよいよ第2ターミナル
FLIGHT OF DREAMSの建物を通り抜け、連絡通路を渡るとそこが第2ターミナルだ。連絡通路からは駐機中のエアアジア機を見ることができた。この右側の建物が第2ターミナルで、2階が出発ロビー、1階が到着ロビーになっている。
同じ場所からアクセスプラザ側を見た様子。めちゃめちゃ歩いた。本当に歩いた。
これは1階の到着ロビーを出たところから。目の前にある連絡通路から直前2枚の写真を撮影した。
改札口から700m、15分は必要か
名鉄「中部国際空港駅」の改札口から第2ターミナルの入り口までは700m、そこからジェットスターやエアアジアのカウンターまで向かうことになる。名鉄電車の最後尾に乗っていたら160m(約2分)プラスされるし、トラブルなく寄り道しないで10分ほどかかる。
初めての移動であれば、15分ほどは必要だろうか。化粧室に寄ったりすることを考えると中部国際空港駅には30分ほど前に到着しておいたほうがよさそうだ。
何分前に到着したらよいか、最終的には各人の判断によるものだが。お土産も買わないし、化粧室もATMも必要ない、としても、僕は15分前には駅に到着していないと安心できない。
しかもこの「15分前」というのはチェックインの〆切り時刻の15分前。LCCによくある「チェックイン〆切りが30分前」であれば出発時刻の45分前の到着でギリギリということ。
特にLCCは時間制限が厳しいので、余裕をもって行動しよう。
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