7分待たされるなら20分待たされたほうがいい、のように “ちょうどいい時間”というものがある。
大阪から名古屋まで夢の超特急 新幹線で帰ると50分なのだが、あまりにも早すぎるのだ。1日の終わりに思考の海に溺れたいのに、あっという間に到着してしまう。それなら2時間ちょっとかけて近鉄特急で移動したいと思うのである。
もちろんコスト的にもお手軽ということもあるけれど。
目次
美味しい思い出いっぱいに大阪を発つ
心斎橋で開催されたイベントに参加したあと会食へ。
旨いお店を知っている友人に恵まれると、食事がより一層楽しくなること間違いなし。
背伸びしない程度に雰囲気がよくて、時が経つのを忘れてしまいそう。そんな会食を楽しみながら、後ろ髪を引かれる思いで駅に向かうことに。
近鉄のアクセスは素晴らしいと思う
大阪難波駅から近鉄に乗る。毎回難波で予定があるわけではないので、大阪メトロなどに乗って市内を移動することに。
そう考えたときに、大阪難波の乗り換えのしやすさは素晴らしい。
地下鉄のメイン路線である御堂筋線や、千日前線の改札口は目の前に。
新大阪駅で新幹線と御堂筋線を乗り換えることを考えると圧倒的に楽ちんだ。
外国人向けの看板が多いのも大阪難波らしい空気が。
You are here!の箇所から少しだけ右に直線が引かれているところに、さすが!と思ってしまう。
大阪難波21:00発 最終のアーバンライナー
大阪難波から近鉄名古屋に向けての特急であれば、21:30発の設定があるがアーバンライナーと限定すれば21:00が最終に。
特急の種別にも「Urban Liner」の文字が確認できる。
1号車のデラックスシートに乗って
追加料金を払えばグレードの高いシートを選ぶことができる。大阪難波~近鉄名古屋間では+510円。2時間の移動を考えるとお値打ちだと思っている。
3列の独立シートになり、シートピッチも広がる。またコンセント付きの車両であることが多い。
最終のアーバンライナーは混雑必至、事前予約を!
日曜日のアーバンライナー、特に遅い時間は非常に混雑する。
今回も出発前に売切の表示が。
特にチケットレスで前日までに購入すれば、300円安く買えるので早めにチケットは押さえて置こう。
車内も混雑している。前日の土曜日、近鉄難波18:20発のアーバンライナーに乗ったときは乗車率は50%に満たなかった。21:00発の最終は気をつけたほうがいい。
今回はコンセント付き車両
車両改修をしているので最近のことは分からないが、デラックスシートでもコンセント無しの車両があった。
今回の車両はコンセント付き、座席背面にその旨が書いてある。ただコンセントは足元にあるので手元で充電しながら操作したいのであれば長めのケーブルを。
2時間という時間、思考を巡らせるのにはちょうどいい。ちょっと飽きてきたら目を閉じればいいし、音楽を聴くのもよい。そんなに急がなくていいじゃないか。というときは、のんびり近鉄特急に乗って。
生きることは動くこと
大阪難波から近鉄名古屋をアーバンライナーのデラックスシートで移動
運賃…3,135円相当(近鉄週末フリーパス1,025円相当+特急券前売り1,600円+デラックスシート510円)
距離…189.7km
CPK…16.5円
(※Cost Per Kilometer)
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