2019年2月8日、JRグループから発表(JR東海/PDF)されたのは、2019年の青春18きっぷについて。おおよそ例年通りの内容でした。今年も青春18きっぷで列車旅に出かけよう!
目次
青春18きっぷとは
青春18きっぷは、季節限定で使うことができる、JRの快速と普通列車の自由席に乗ることができるきっぷです。
5回分セットで発売しており、価格は11,850円。1回分にすると2,370円です。
1枚のきっぷを1人で5回使ったり、5人で1回使うこともできます。他にも3人で使い、残りを1人で2回使うことも。
切り離しはできないので、グループ利用の際は一緒に行動する必要があります。
2019年の利用期間は?
2019年の利用期間は以下の通りです。
春季 | 発売期間 | 2019年2月20日(水)~2019年3月31日(日) |
利用期間 | 2019年3月1日(金)~2019年4月10日(木) | |
夏季 | 発売期間 | 2019年7月1日(月)~2019年8月31日(土) |
利用期間 | 2019年7月20日(土)~2019年9月10日(火) | |
冬季 | 発売期間 | 2019年12月1日(日)~2019年12月31日(火) |
利用期間 | 2019年12月10日(火)~2020年1月10日(金) |
春季は41日間、夏季は53日間、冬季は32日間と利用期間が大きく違いますね。
青春18きっぷで気を付けること
利用方法によっては、オトクに使える青春18きっぷですが、注意事項が色々とあります。代表的なモノを3つご紹介。
原則として特急や新幹線には乗れない
一部の区間を除いて、特急や新幹線に乗車することはできません。例外的に乗車できる区間も制約が多くありますので、充分に気を付ける必要があります。
指定席に座ることはできない
乗車できるのは自由席のみとなります。一部の普通、快速列車には指定席がありますが、それに乗ることはできません。瀬戸大橋を渡るマリンライナーにも指定席車両がありますが、そこに乗るには別途乗車券が必要です。
またJR東日本を走っている普通グリーン車は自由席ですので乗車できますよ。
ややこしいのはホームライナー。乗車整理券のホームライナーは乗ることができますが、グリーン車タイプのホームライナーは指定席ですので別途乗車券が必要です。
季節をまたいで利用することはできない
例えば春季の青春18きっぷは、春季のうちに使い切らないと無駄になってしまいます。冬季は利用期間も短いので、一気に使ってしまいましょう。もし使い切れない場合は、金券ショップなどを利用するのがよいと思います。
片道1,200円の距離だとオトクになる
単純に片道1,200円の区間を往復すれば元が取れるので、利用範囲は広がるのではないでしょうか。普通列車で2時間程度、ちょっと使ってみようかな。と思う方にはピッタリだと思います。
まとめ
季節限定でオトクに移動ができる青春18きっぷ。いつもと違う旅行もいいな。なんて思うことも。ただ、制約が多いですので利用前には細かなところまでチェックしてからにしましょう。