老舗和菓子屋「お亀堂」の小倉バターあん巻き、ブラックサンダーあん巻きを求めて

老舗和菓子屋「お亀堂」の小倉バターあん巻き、ブラックサンダーあん巻きを求めて

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「路面電車が走る街」の企画で愛知県豊橋市へ。ツイッターで見かけた「小倉バターあん巻き」「ブラックサンダーあん巻き」を目指して、豊鉄渥美線の小池駅で下車したのだ。

【路面電車が走る街 愛知県豊橋市】

「あん巻き」とは

そもそも「あん巻き」とは何か。愛知県三河地方で売られている和菓子で、餡を生地で巻いたもの。イメージとしては、どら焼きのように餡を挟まず、クルッと生地で巻いている。定番の粒あん、こしあん、白あんのほか、カスタードなど。豊橋市のお亀堂のほか、知立市の藤田屋(大あんまき)が有名。

東三河の和菓子の老舗「お亀堂」へ

バターと小倉あんのマリアージュは最高だ。バターの風味とあんこのどっしり感がたまらない。
ツイッターで見かけた「小倉バターあん巻き」は、お亀堂の商品とのこと。老舗の和菓子屋さん「お亀堂」、商品は豊橋駅ビルのカルミアでも販売しているが、せっかくの機会に工場直売店まで行ってきた。

店舗情報

店名お亀堂 工場直売店
住所愛知県豊橋市南小池町165番地
アクセス豊橋鉄道渥美線「小池駅」徒歩6分
営業時間9:00~19:00
ホームページhttp://www.okamedo.jp/
愛知県豊橋市南小池町165番地

駅からは大通りを越えて徒歩6分程度。大きな看板があるわけでもなく、ひっそり佇んでいる。
名物は「もっちりあん巻き」だ。

あん巻き屋さんではなく、和菓子屋さん

今回の目的は「あん巻きを入手すること」だったが、よくよく考えてみると、お亀堂さんは和菓子屋さん。あん巻き屋さんじゃなかった。

もちろん店内にはあん巻きだけでなく、上生菓子や大福に桜餅、どら焼きやお祝い用のお赤飯など、老舗の和菓子屋さんを感じさせてくれる。

ミルク風味のクリームにバターを混ぜ合わせてまろやかに仕上げるバタークリームと、北海道産の小豆を使った自家製のつぶあん。愛知県産の小麦粉「きぬあかり」を使用したもっちもちの皮。「小倉バターあん巻き」にワクワクしてしまう。

ブラックサンダーあん巻きは、有楽製菓さんのブラックサンダーを細かく砕き、チョコレートクリームと混ぜ、あん巻きの皮で包んで作る。
ザクザク歯ごたえのブラックサンダー、もっちり皮のあん巻き。この2つがちょうどいいバランスで仕上がっているとか。

温厚な店員さんに対応していただき、無事に「小倉バターあん巻き」「ブラックサンダーあん巻き」を手に入れることができた。

その他にも、つぶあん、こしあん、白あん、カスタードのあん巻き、塩豆大福、よもぎ大福、桜餅を購入。

ちなみにパック商品は豊橋駅のお土産屋さん他で買うことができる。

焼印で中身がわかるあん巻き

いろんな味のあんまきを買っても安心。焼印で中身を判別することができる。

左上は、星形のカスタード、ひし型の白あん、丸印はこしあん。
左下は、稲妻のブラックサンダー、音符マークは小倉バター、四角のつぶあん。

「もっちりあん巻き」の名前の通り、もちもちした皮。
小倉バターあん巻きはバタークリームの風味や滑らかさと、つぶあんのアクセントが病みつきにさせてくれる。ブラックサンダーあん巻きのザクザク感は、不思議な印象だ。皮は柔らかいのに中身はザクザク。ブラックサンダーがまるごと入っているような印象だった。

塩豆大福、よもぎ大福はつぶあんで。お亀堂さんの和菓子、防腐剤は使用せず、添加物も最小限。安心と安全を最優先しているという。

あん巻き(つぶあん、こしあん、白あん、カスタード)…110円
あん巻き(小倉バター、ブラックサンダー)…140円
塩豆大福、よもぎ大福、桜餅…150円
※2020年1月4日時点、全て税込み

直営店8店舗のお亀堂

今回訪問した工場直売店を含め、お亀堂さんは豊橋市内に6店舗、豊川市、田原市にそれぞれ1店舗ある。また、豊橋駅のお土産屋さんやスーパーなどで一部商品を購入することも可能だ。
ちなみに豊橋市東小浜にある藤沢店では茶屋が併設されているとか。次は、ぜんざいやクリームあんみつを食べに行くことにしよう。

店名お亀堂 工場直売店
住所愛知県豊橋市南小池町165番地
アクセス豊橋鉄道渥美線「小池駅」徒歩6分
営業時間9:00~19:00
ホームページhttp://www.okamedo.jp/

【路面電車が走る街 愛知県豊橋市】